子宮外妊娠

子宮外妊娠というのは妊娠していてなおかつ受精卵が子宮以外の部分に着床して成長していく状態のことを指します。

この子宮外妊娠を判断するのは非常に難しいと言われており、卵子が受精するのは卵管にある間で、受精卵が卵管から子宮に排卵されて着床するのが通常の妊娠です。

この受精卵が何らかの理由で卵管を抜けられずにそのままとどまって成長してしまうのが問題で、この排卵から着床までは個人差があるため妊娠初期段階では判断がしづらいというのが子宮外妊娠の診断のむずかしさに繋がっています。

通常の妊娠も子宮外妊娠も自覚症状は同じ妊娠による生理の遅れやつわりなどの症状であるため、自覚症状からの判断は難しいとされています。

しかし卵管にとどまったままの受精卵がそのまま成長し続ける事は出来ませんし、もしそのまま成長した場合は流産か、最悪の場合は卵管破裂を引き起こしてしまい、受精卵の成長度合いによっては大量の出血を伴うため母体の死亡に至るケースもあり得ます。

いずれの場合においても子宮外妊娠となった場合、胎児は生まれる事はありません。子宮外妊娠と判断された時には胎児をあきらめる必要があり、母体の保護を最優先にすることになります。

その際の処置の一環として、卵管を摘出するか残すかの判断をすることになり、卵管摘出となった場合には妊娠しづらい状況になります。

卵管は左右両方にありますが、子宮外妊娠によって摘出するのは問題が発生した片方なので、全く妊娠できなくなるわけではありません。

子宮外妊娠につながるのは卵管炎などによって排卵が正常に行われないことが原因になるので、卵管炎を治療しておけば子宮外妊娠のリスクはかなり低減されることになります。

クラミジアや淋菌感染症などで卵管炎を起こすことがありますので、子供をもうける予定があるならそれらの病気を検査しておき、必要であれば治療することで子宮外妊娠のリスク低減につながりますから検査を受けておくとよいでしょう。

どちらの病気も女性は自覚症状が薄いことが多く、気付かないうちに病気が進行している恐れがあります。病院での検査に抵抗がある、病院に行く時間がなかなか取れないなどの場合にはクラミジア感染症や淋菌感染症などの検査キットを使用して陰陽判定を行うことで、その後の治療が必要かどうかを判断できます。

卵管炎を引き起こす性感染症について判定結果が陽性と出た場合にはパートナーにも感染している可能性が高い病気ばかりなので、自分だけでなくパートナーにも検査を受けてもらうようにしてください。

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