C型肝炎に気付いていない!?

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C型肝炎ウイルスの感染により引き起こされる肝臓炎をC型肝炎と呼び、国内でのC型肝炎ウイルス感染者は200万人前後いると推測されていますが、その中の30%は保菌者にもかかわらず肝臓の異常に気付いていないと言われています。

性行為で感染する確率は低い
分類上性感染症には位置づけられていますが、性行為による感染は生理中の性行為など出血を伴う性行為の場合に感染する可能性がある程度で、基本的には血液感染がメインの感染経路となる病気です。

感染原因は輸血時などによるものが多くありましたが、現在は輸血用血液の検査体制も万全なものとなっているため輸血による感染はほぼなくなったといってもよく、過去に医療機関で用いられていた血液製剤による感染事案も問題の血液製剤は使われなくなったので、感染経路は大幅に減ったと言われています。

母子感染の可能性もある病気ですが、妊婦健診の段階で確認される項目に含まれていますから妊婦健診を受けることで母子感染を防ぐことは可能です。

慢性→肝臓がん
C型肝炎の症状はA型・B型肝炎よりも症状が軽い場合がほとんどですが、慢性化する可能性が高いので注意が必要です。C型肝炎の感染者のうち70%前後は慢性化するとされており、慢性化した肝炎は肝硬変を経て肝臓がんへ至る可能性があり、肝臓がんで死亡した方の80%がC型肝炎を患っていたという結果も出ています。

個人差はありますが感染から2週間~3か月程度で肝臓疾患によく見られる全身の倦怠感や食欲不振、発熱、黄疸などの症状が急性C型肝炎の30%の人に見られるようになります。症状が比較的軽いため自覚症状が出ないままその期間を過ごす人も多く、そのまま症状が出ないで収まれば抗体が出来上がるので再感染の可能性はなくなります。

7割が慢性化!「?」と思ったらすぐに検査を!
症状が出た場合には状況に応じて食事療法や投薬治療などを施して経過を観察し、劇症化や慢性化が認められなければ完治と診断されますが、7割の人は慢性化すると言われているので予後観察や慢性化した後の対応策も検討しておく必要があるでしょう。

自覚症状が出ているならば病院での検査を受ける事をお勧めしますが、時間が取れない、疑わしい症状らしきものが出ているが判断しづらいなどの場合には検査キットによる郵送検診でも判断することが出来ます。

性行為での感染リスクはかなり低いのでパートナーへの感染はあまり見られませんが、念のため受けておくとよいでしょう。確認の意味での検査になりますから、病院に行ってまで検査を受けたくないというのであれば匿名で郵送検査できる性病検査キットを使用するとよいでしょう。

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