エイズ(後天性免疫 不全症候群AIDS)

エイズ(後天性免疫 不全症候群AIDS)

エイズとは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染した後それに気づかないまま潜伏期間を経過し、HIV感染から数年から長い場合には10年以上かけて発症する症状のことを指します。

HIV感染者のすべてがエイズを発症するわけではなく、現在では早い段階で感染に気付いた場合は適切な処置を施すことによって発症を抑えることが出来るようになっています。

23種類のエイズ指標疾患
人の免疫機能は血液中の白血球によるところが大きく、その中でもCD4陽性細胞という司令塔が病原体に対して白血球群に指示をだして排除するよう働きかけるもので、HIVは傷口や粘膜から体内に侵入してCD4陽性細胞に取り付き増殖して他のCD4陽性細胞にもどんどん感染して広がっていきます。

HIV感染初期の初期症状として2~4週間程度の期間インフルエンザに似た症状が起こりますが、それが治まると再度体調としては元の通りに動けるようになります。
しかしそれは外見上問題ないというだけで、実際には少しずつ時間をかけて細胞がHIVによって侵食されている期間であり、何年かかけてHIV感染細胞の数が上回ると、健康体であれば全く問題ない病原体や細菌によって病気を引き起こすことになります。

その時に起こる病気が、23種類のエイズ指標疾患として指定されており、これらに該当する症状がでるとエイズ発症ということになるのです。

この一連の流れはHIV感染から検査も受けず、全く処置を施さなかった場合に引き起こされる症状であって現段階では潜伏期間中にHIV感染を調べる方法も確立されており、適切な処置を受けることによってエイズの発症を抑制できるようになっています。

まずは本当にHIVに感染しているかどうかきちんと調べましょう。
エイズ対策として主な治療方法はHIVの増殖を抑制する抗HIV療法が主となりますが、すぐに始めるものでなくHIV感染者のウイルス量やCD4陽性細胞の量、各種健康状態などを勘案して一定ラインを越えたら投薬治療を開始することになります。

この治療方法を多剤併用療法(HAART)と呼び、現在では定期的に1日1回から2回程度の服用で済むようになっていますが、薬の飲み忘れなどが多いとHIVがその薬に対して耐性を持ってしまいますから注意しなくてはいけません。

いずれにしてもHIV感染が疑われる場合はエイズ発症まで時間がありますから、まずは病院か、対面での検査に抵抗があるようならば匿名で郵送検査が出来るHIV検査キットもありますのでそれらを使って感染の有無を確認しておくとよいでしょう。

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