尿道炎

尿道炎

尿道炎は一般的に男性が多くかかる病気です。人体の構造的に女性は男性よりも尿道が短く膀胱までの距離が短いので尿道炎よりも先に膀胱炎を引き起こすことが多いため、女性の場合は尿道炎単体で診断されることはありません。尿道炎には主な要因が3種類あり、それぞれ淋菌性尿道炎、クラミジア性尿道炎、非淋菌非クラミジア性尿道炎となります。

淋菌性尿道炎の場合は淋菌に感染して引き起こされる尿道炎で、淋菌に感染してから3日~7日以内に排尿時に強い痛みを伴うようになり、量の多い黄色い膿が出るようになります。感染したまま処置が遅れると尿道からさかのぼって前立腺炎や精巣上体炎を引き起こす原因ともなります。

クラミジア性尿道炎はクラミジアトラコマティスが原因で引き起こされる性器クラミジア症の症状の一つとして出てくるもので、尿道炎の原因の中で一番多くの割合を占めています。症状としては排尿時の軽い痛みやかゆみ、透明かやや白みがかった膿が少量出る程度の軽い症状なので気づかないまま過ごしている可能性も高いのが特徴です。発症までの潜伏期間が1~3週間と長く、そのため他者に感染させる可能性が非常に高いので不特定多数のパートナーとの性行為がある人は注意しておくようにしましょう。

原因となる菌が淋菌でもクラミジアトラコマティスでもないものによる尿道炎を総じて非淋菌非クラミジア尿道炎と言います。男性の場合はクラミジア性尿道炎と似たような症状が出る場合がほとんどですが、女性の場合はトリコモナス症によって引き起こされる尿道炎の場合排尿時の強い痛みやかゆみ、膿などが多く出ることがあります。

基本的に尿道炎の原因となるものは性感染症がほとんどを占めており、9割が性行為によって何らかの原因菌に感染することで発症するとされています。尿道炎の症状を引き起こす原因のほとんどが淋菌感染症か性器クラミジア症によるものとなっています。そのため尿道炎の症状を感じた場合は淋菌感染症と性器クラミジア症の検査を受けてみましょう。

病院での検査に抵抗があるならば、郵送やメールで結果が分かる自宅検査キットを利用するのも一つの手段です。両方の性感染症を一つの検査キットで検査出来ますので、それを用いて陰陽判定を行い両者とも陰性であった場合は、それ以外の原因で引き起こされた尿道炎になりますし、どちらかが陽性反応となった場合にはそれに合わせた治療を受ければよいので時間も手間も大幅に削減できるでしょう。

尿道炎の原因となる性感染症はどれも感染力が強く、パートナーに感染している可能性が高いので検査結果がなにかしら陽性と出たときにはパートナーにも診断を受けてもらうように薦めましょう。

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